わっ!糸を食べてる(口から糸がはみ出してる)よ!
確信が持てないんだけど、もしかしたらボタン、食べちゃったのかも。
なんか、調子悪い…。
すぐに動物病院へ連れていきたいところですが、そんな時に限って時間外で診てもらえない…てことありますよね?
こんにちは、ノリコ(@norikoanimal)です。
今回はネコにありがちな誤飲や誤食について、もし起きてしまった時に動物病院が閉まっていた場合
飼い主さんが家でどうすればよいかをお話しします。
ネコが誤飲&誤食するもの

下記のリストにあるものが要注意です。
- ゴム:輪ゴム、ヘアゴム
- ひも:毛糸、荷作りひも、リボン、おもちゃのひも、麻ひも
- ビニール:特に食品のニオイがついているもの
- おもちゃ:ぬいぐるみについているボタンや中身の綿、ほどけたひもや糸
- 思いもよらないもの:医薬品、押しピン、安全ピン、ホウ酸団子、花などの植物、植木鉢の土や砂利
- 床に落ちているもの:ほこり、虫の死骸
- お年寄りが落として放置しがちなもの:錠剤、小さいボタン電池
- 刺してあるところから抜く:裁縫用の針、画びょう
傾向として、ヒモや糸、輪ゴムといったヒョロヒョロと長いものを好みます。
人間の錠剤や小さいボタン電池が床に落ちているのを見つけた時はゾ~っとしたよ。
ネコが誤飲したのを目撃したらやること

ネコが誤飲したかもしれない!?と思ったら、まず動物病院に電話しましょう!
時間外でも「電話対応」をしてくれる病院もあります。
緊急性があると判断したら、時間外でも受け付けてくれる親切な動物病院もあります。
その時に伝えることは以下⇩
動物病院へ連絡しても「自宅で様子を見るように」と言われるかもしれません。
そんな時には次のことを観察してメモしておくと良いでしょう。
次の診察に役立ちます。
開院時間になったら、経過観察のメモを持って動物病院に行きます。
また、
誤飲したかも知れないと思った日から、1週間たっても体調不良などがなければ
誤飲していない場合がほとんどです。
ネコが誤飲した時にやってはいけないこと

すぐに吐き出させようと素人が思い付きの対処をするのはかえって危険です。
一番可能性と危険性の高い「ひも類誤飲」に関しては、特に注意が必要です。
口から出ているひもは絶対に引っ張らない、切らない

口からひもが出ている時、絶対に引っ張ったり、切ったりしないようにしましょう。
もしかしたら舌に巻きついている場合があり、無理に引っ張ると舌が切れたり、裂けることがあります。
ジロがひもを食べてるのを目撃した時、まだ食べ始めだったこともあり
思わず引っ張って取り上げてしまいました。
咄嗟のこととはいえ、ちゃんと確認してから行動した方が良かったかもしれませんね。
また、外に出る猫の場合は
川や海に落ちている釣り針付きのテグスを間違って唇・口の中にひっかけることがあります。
最悪飲み込んでしまうと、喉や食道に針がひっかかってしまうかもしれません。
テグスは引っ張ると痛みも激しく、ひっかかっている場所が裂けてしまいます。
特に喉や食道にひっかかっている場合は重症になりかねません。
口からひもやテグスが出ている場合は、そのままの状態で動物病院で診てもらいましょう。
自己流の応急処置

動物病院が開くまでの間、家で苦しむ猫を見るのはつらいです。
そんな場合、何とかしてあげたくなりますが
下手に手を出すとかえって悪化させることになってしまいます。
思い付きの素人の処置はかえって危険です。
どうしても!という時の応急処置 ※但し条件付き
それでも何とか吐かせることができれば少しは楽になるかもしれないのに
…という思いでいっぱいの飼い主さんに
「奥の手」をご紹介いたします。
自宅で吐かせる
ただし以下の【応急処置をしてはいけないケース】に当てはまらないか十分に確認してください。
【応急処置をしてはいけないケース】
⇧これが一個も当てはまらなかったら、次の応急処置してみて下さい。
【応急処置】過酸化水素水(オキシドール)の投与
過酸化水素水は安易に使わず、投与量をしっかり守って救急時のみに使用してください。
2.5%~3%の過酸化水素水を体重1kgたり1mℓ飲ませます。
※過酸化水素水とは 薄いものは消毒液や酸素系漂白剤として利用されています。 工業用は半導体の洗浄や製紙パルプの漂白剤としても使われています。 高濃度になるほど危険度が増します。 濃度2.5〜3.0%の過酸化水素水がオキシドールと呼ばれます。 薬局で購入する事ができます。 シュワシュワと酸素を発生させるため、嘔吐を促進させます。
体重4㎏のネコだったら、4mℓです。
体重10㎏のネコだったら、10mℓです。
ほんのちょっとですね。
スポイトなどを使い、ネコに適量を飲ませ嘔吐を促します。
15分経っても吐かなければ、再度同じ量を飲ませます。
※2回飲ませても吐かなければ、それ以上の投与はやめましょう。
過酸化水素水(オキシドール)は濃度が濃かったり、飲ませすぎると消化管をひどく傷めます。
危険を伴いますので、動物病院がどうしても見つからない場合のみの応急処置として行ってください。
この応急処置をしたら、必ず動物病院で診察を受けるようにしましょう。
まとめ
飼いネコに異変を感じても、病院が開いていなければどうにもなりません。
飼い主さんが家でできることは、病院に連れていけるまでネコをよーく観察することです。
そしてメモをとることです。
箇条書きでかまいません。
なんとかしてあげたくても飲み込んでしまったものによっては
下手に手を出すと事態をもっと悪くしてしまいかねません。
ノリコも『ネコの誤飲』を実際に体験し、痛烈に反省したことは
時間外でも見てもらえる病院を確保しておく
です。
時間のある時に余裕をもって調べておきましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。