こんにちは!ノリコ(@norikoanimal)です。
野生のスズメが手に乗るほど信頼してくれることって、あると思いますか?
【こたえ】ある
そんな話(成功編)は別の記事にある(イラスト付き)ので
こちらもどうぞ読んでみて下さい。⇩
野生のスズメが手乗りに!!野生の生き物と心通わす術
野生のスズメと仲良くなった方法を公開します。 大筋ではこの方法で他の鳥類、 動物と仲良くなれるはず。 でも、
その生き物の生い立ちや性格はかなり影響するので、「必ずしも」というわけではないことを含みおき下さい!
そして、今回は失敗の体験談です。
なぜうまくいかなかったのかという検証もして、次につなげようと思います!
野生のスズメが私の手に乗ってくれる幸せを夢見て
スズ子さんとの出会いからウン十年経ち、ノリコも二人の子どもを持つ親となりました。
下の子が6歳になった頃、ノリコの昔話として「野生のスズメでも心が通じて友達になれるんだよ!」と子供たちに話したのがきっかけです。
わたしもスズメと友達になる!
ノリコが10代の頃、野生のスズメを馴らして手乗りにまでなった話を我が子に話して聞かせたら
自分もやってみたくてチャレンジした体験談です。
その話に非情に興味を持ったのが下の子(以下、さっちゃんと呼びます)です。
スズメに餌付け
現在の我が家には裏庭があり、スズメも時々やってきます。
さっそくホームセンターで小鳥のエサを購入し
最初は地面に撒いていました。

だけど、ポイントがつけにくく、仲良くなれる距離を取りにくいので
お父さんがスズメのエサ台を作ってくれました。


それでは、スズメの餌付け開始です。
毎日根気よくエサを置いたおかげで
少しずつスズメがエサを食べに来るようになりました。
餌付けを始めたのが秋でした。
冬になると野外の食べ物が減り、さっちゃんの置くエサがスズメの間でも話題になったようです。
連日多くのスズメがうちを目指してくるようになりました。

エサ台にエサが置かれるのを待っているスズメ
ちょっと集まりすぎたようで……。
あまり怖がらないスズメを選別する

もう大盛況で、エサ台から溢れんばかりのスズメ達が
とてもにぎやかです。
けっこう激しいケンカが毎日のように繰り広げられています。
さあ、この中から人に慣れそうな見込みのあるやつに焦点を絞ろうか!
人が少々近づいても平気でエサを食べる図太いスズメはいないかな?
…といっても、こんな状況で心通える友達関係って築けるのか?
案の定、たくさんスズメがいると集団心理が働くんですよね。
一羽の警戒心の強いスズメがバッと飛び立つと、釣られて一斉にみんな飛び立っちゃうんですよ。
それでもなお、エサやりを続けてスズメたちを観察します。
スズメは確かにさっちゃんがエサを置いてくれるのを期待して待ってるのに、警戒心をなかなか緩めてくれません。
1年経ちました。
エサを台に置いてさっちゃんが少し離れたらスズメたちは屋根から降りてきますが、
そこでさっちゃんが立ち止まれば、Uターンして屋根の上に戻ってしまいます。
業を煮やしたさっちゃんはエサを置いたあと、エサ台の下に座り込んでみました。
それでも食べにくるスズメがいないかとさっちゃんなりの選別を始めたようです。

屋根の上では大勢のスズメが
さっちゃんがいなくなるのを待ってます。
さっちゃんとスズメの根競べです。
余談ですが、うちにはダイゴという雑種犬がいます。
不思議なことに
スズメがエサを食べている最中にダイゴがそばをうろついても
スズメは気にしません。

さっちゃんはダメで
なんでダイゴだとオッケーなんだろ??
もともとダイゴは優しい犬でしたが。
イヌは警戒しないけど、人間のことは明らかに危険視してる!
これではスズメが手乗りになることは無理!とさっちゃんも思い至り、
とうとう諦めてしまいました。
スズメを手乗りにできなかった理由:3つ
スズメの手乗り作戦が失敗した要因は以下。⇩
- 昔、かすみ網でスズメをはじめとする小鳥を捕獲していた…という歴史的背景(さっちゃんの祖父談)
- 食べに来るスズメが多すぎた
- ネガティブな性格のスズメたちだった
それでは、失敗した理由を深掘りしたます。
1.スズメの受難時代が後を引いている
ある日、さっちゃんのおじいちゃんが言いました。
「オレが子供の頃、よくかすみ網でスズメとか捕ったなあ~。」
?? なんですと?
おじいちゃんが話すには、昭和時代初期にはかすみ網(罠)を仕掛けて
小鳥を捕まえて、しかも焼いて食べていたそうです。
どうやらそうした恐怖体験が遺伝子にインプットされている可能性があります。
だから何代も世代を重ねても、強烈に警戒心が働くのかもしれません。
2.群れの心理(集団心理)が働いている
多い時には20羽以上もエサ場にやってきます。
中には大胆不敵なスズメがいるかもしれません。
細かいことを気にしない大らかなスズメがいるかもしれません。
「もしかしたら、あの人間はいい奴なのかもしれない」と思い始めているスズメがいるかもしれません。
しかし、中には怖くて怖くてしょうがないけどお腹がすきすぎてしかたなくエサ場に来ているスズメもいるかもしれません。
仲間のスズメたちがいるから自分も来ている、というスズメもいるかもしれません。
「人間なんて信じられるか!!」と思いながら食欲に負けてきているスズメもいるかもしれません。
そんな思いをそれぞれ抱えているスズメたちが人間が用意したエサを食べている最中に
例えば、すごい神経質なスズメが何かに驚いてバッと飛び立ったりしたら
そこにいるスズメみーんなが釣られてびっくりして逃げ出します。

「なんか分かんないけど、逃げなくちゃ!」
…という心理が働くみたいです。
スズメのように小さい生き物は、自分の命を守るのは『警戒心』が決め手。
とにかくみんなと同じ行動をとった方が良いのです。
3.スズメの地域的性格
日本全国どこにでもいるスズメですが
ノリコが観察するに、どうやら地域による違いがあるようです。
- 羽の模様や色(⇐個体差かもしれない)
- 性格や気質
- 鳴き方
現在ノリコが住んでいる地域のスズメはものすごく警戒心が強いのでは?と疑っています。
人間でも言えることですが、
分かりやすい例を出すと
大阪の人と東京の人では気質が明らかに違いますよね?
地域性がスズメの性格や気質に出てる可能性は限りなく高いです。
ノリコの故郷ではスズメは人に対して血相変えて逃げるようなことはなかったですし
どちらかと言えば、目を合わせても大丈夫でおっとりタイプなスズメが割といました。
まとめ
さっちゃんにとっては意気込みに反して残念な結果となりましたが
約1年半、毎日エサを置き
スズメを驚かさないよう配慮し
根気強くスズメとの距離を縮めようとしました。
警戒心のメチャ強くて「近づいたら何されるかわかんない」とナナメに人を見ているスズメ達に
さっちゃんは餌付け&手乗り作戦を試みて、見事に玉砕してしまいました。
しかし、
スズメをよく観察し
スズメにもいろんな性格の持ち主がいて
自由に見えるスズメにも集団生活の暗黙のルールがあって
強いのから弱いのまで見る機会を持てて
さっちゃんにとってはとても良い経験だったとノリコは思ってます。
(スズメに対しては「おいしいトコ取りしやがって!」などとチラッと思ったり思わなかったり…)
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

