ネコを自由に外に出すと寿命を縮めるというお話です。
ノラネコの平均寿命が5年くらいっての知ってた?
ずいぶん短いのね!
おとなりのネコは16歳だって聞いたよ。こんなに差があるのは何でなの?
こんにちは!ノリコ(@norikoanimal)です。
今日のお題
飼いネコなのに寿命を全うできないネコがいるのは何で❓
そんな疑問にノリコの飼いネコの不幸と合わせて解説します。
飼いネコが寿命を全うできない理由
とても可愛がって飼ってても、とても大事に飼ってても
本当にたくさんの理由によって
長生きしてくれるネコは半分もいないんじゃないかな?
飼い主さんの注意や心がけがあっても及ばない領域があることを
今回、ノリコは飼いネコ「キヨ」の死をもって思い知りました。
以下、その理由について掘り下げてみようと思います。
病気や疾患
ノリコのかかりつけの獣医さんによると
ネコは非常に病気や疾患にかかりやすい動物であるということです。
「外で他のネコが歩いた後をなぞっただけで病気が伝染ることもある」
と信じられないことを大まじめに教えてくれました。
高齢になると、よけい様々な病気や疾患にかかりやすくなります。
1位:腎臓病
2位:がん
3位:糖尿病
4位:心臓病
…て感じですね。
実際、子ネコの時はわからなくても
先天的に(遺伝的に)病気を持って生まれてきたため
上記の病気が年齢を重ねるうちに出てきた、というケースもあります。
事故や外傷

ネコが事故や外傷を負うことによって、寿命を全うできなくなることがあります。
1位:車にひかれる
2位:高いところから落ちる
3位:他のネコ、またはイヌなどに攻撃される
キヨは「車にひかれた」で亡くなりました。
食事や栄養の偏り
ネコにとって、適切な栄養バランスの食事は非常に重要です。
・タンパク質や脂肪のとりすぎ
・ビタミン不足
・おやつしか食べない
食生活の乱れで病気になって寿命まで縮めてしまいかねないのは人間も同じですね。
運動不足や肥満
こんな〈⇩〉になるまで放っておくと、ネコはつらいよ。
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適切な運動や体重管理ができていないと、ネコの寿命が短くなることがあります。
室内飼いをしろって言うけど、
何もしないで家の中にばかりいるのはネコにとって酷な気がするの…。
家であまり運動もしてないのに
おやつの与えすぎは太りすぎは肥満を招き
糖尿病や心臓病などの病気にかかるリスクが高まります。
ネコが欲しがるからといって、おやつを欲しいままに与えると
後でとんでもないことになるのでやめましょう。
遺伝的な要因
ネコの寿命は、遺伝的な要因によって決まることもあります。
長生きするネコ:雑種のネコ、アメリカン・ショートヘア
割と短命なネコ:マンチカン、ノルウェージャン・フォレスト・キャット
猫種によってはかかりやすい病気や遺伝する病気があります。
上記でもチラッと述べましたが
飼いたい猫種について、遺伝的疾患がないか前もって調べておくと
心構えができたり、飼う猫種を替えるなどリスク回避できますね。
環境汚染やストレス
知人のお宅に寄った際、玄関に入るなり「強烈なコロンの匂い」に驚いたことがありました。
一日中、あの匂いの中で過ごしている知人のネコは数年で亡くなりましたが……。

ネコを取り巻く環境やそれに伴うストレスは、ネコの健康に悪影響を与えることがあります。
・タバコの煙
・香水、芳香剤などの化学物質
・飼い主との関係
・落ち着かない住環境(騒音や振動)
・環境の変化(引越など)によるストレス
飼う前にネコを飼える環境か、ネコのために自分がガマンできるかよく考えてみましょう。
キヨが早逝したのは自由奔放な性格のせい

ネコという生き物は「自分の好きなように生きる」という哲学を持っているようです。
しかし、その度合いが強いか弱いかで自分の運命や寿命まで変えてしまいかねません。
2歳を過ぎたころからのキヨの行動
持って生まれた性格というものは
飼い方次第でどうこうできるものではありませんでした。

大人のネコになってキヨの「個」が下記のように⇩ 定着してしまいました。
- 人を出し抜く
- 他の兄弟と距離を置く
- いたずら&盗み食い&脱走
- 食べ物かも…と思ってビニール袋を食い破り、中身を出す
- 脱走して自由を満喫した後、夕方のエサの時間にはちゃっかり帰ってくる
- 隙あらば脱走するつもりで、高齢の舅や姑を常にマークしてる
- 好き嫌いが激しい
- 外のネコとケンカ三昧
言ってしまえば、「扱いにくいネコ」になってしまいました。
(⇒キヨの自由奔放な行動の後始末が大きな負担となり、持て余し気味になる)
とうとう追い出される

猫のすることだからと大目に見ていましたが、
キヨの行動はタロとジロに比べて度が過ぎていたため、夫の堪忍袋の緒もちぎれそう…。
そんな折、姑が亡くなり家に祭壇を施したところ、そこにキヨが入り込んで荒らしてしまう事件が…。
当然夫はブチ切れ、キヨは外に追い出されます。
以後、エサは外で与えて
(冬であったため)夜だけ家に入れてあげるという生活でした。
痛感したこと

いくら飼いネコとして可愛がられても
ネコによっては本能というか、個が強すぎて人間との共存生活に向かないものもいることを身をもって知ったのでした。
自分の気の向くままにやりたいようにやるしか行動できないキヨは
2匹の兄弟ネコとも距離を置く形となってしまいました。
そして、日に日にノラネコっぽさが強くなっていきました。
身体に不具合
そのうち、右後ろ足にハゲができているのを発見し
以前動物病院で処方してもらった塗り薬で何とか対処し
完治することができました。
しかしホッとしたのもつかの間。
つづいて今度は右後ろ足の指が赤く腫れて炎症を起こしているのを発見。
いわゆる「指間炎」ですね。
薬(ワセリン)をぬって様子を見たけど、一進一退を繰り返します。
やはり外に出ている時間が長いと体に疾患が出る頻度も増えますね。
実は交通事故
そんなある日、夕方に帰って来たキヨは食器戸棚の上におりました。
別に珍しいことではないので気にしなかったけれど、
後から思えば体の具合が悪くて、人の手が届かないところでじっとしていたんだと思います。
この日、夕方のエサはニオイを嗅いだだけで食べなかったです。
「?、おかしいな…。」とは思ったものの、
指間炎の指がズキズキ痛むのかな?
出血もしてたし……?
この時までノリコの注意はキヨの足指にしか向けられていませんでした。
翌朝、キヨは出窓のところにいて外に出ようとはしませんでした。
珍しいな、とは思ったものの、「前にもこんなことがあった」として
指間炎の足指をきれいに拭いて薬をぬっただけで見過ごしてしまいました。
昼過ぎ、ネコの大きな鳴き声を2階で聞いたので、1階に降りていくと
居間の床にキヨが倒れているのを発見。
見れば『口から粘りのあるよだれ』を垂らしています。
ここまできてやっと事の異常さに気が付くという体たらく!!
体にさわるとなんか冷たい……。
「これはアブナイ状態だ!!」
あわてて動物病院に連れていきましたが…
獣医さんが診察すると
「事故に遭ったみたいだね。ほら。」と後ろ足の毛をかき分けて皮膚を見せてくれた

キヨの皮膚はピンク色のはずなのに青い。
この時初めて「キヨの身に起きたこと」を知りました。
指間炎でばい菌が体に入ったのか?と、足の指にしか目が入らなかった自分のアホさに愕然とするばかりです。
「これはもうダメかもしれない」という獣医さんの言葉に
うなづくしかない……。
キヨを動物病院に預けて一旦帰宅しましたが、
「もうダメだ…」と「いや、獣医さんがついてるから奇跡的に助かるかも…?」と
揺れ揺れに気持ちが揺らいでました。
午後5時半過ぎ。
動物病院から電話が。
「やっぱりだめでした。」
病院に着くとキヨは白いバスタオルにくるまれていました。
抱き上げるとお腹あたりがグニャリと柔らかい……?
「こんなに柔らかかったっけ??」
車に轢かれた衝撃で内臓も損傷していたようでした、という説明で
キヨの粘りのあるよだれを思い出し、納得がいったと同時に
さぞ苦しかっただろうと更に泣けてきました。
遅かれ早かれキヨとはこんな別れが来るだろうと、薄らぼんやり考えていたけれど
まさかこんなに早いなんて…と呆然とするやら
キヨの異常に気づけなかった自分のアホさに腹が立つやら
そして
あと2回もこんな悲しい思いをしなきゃならないのか…と
余計に落ち込んだのでした。
まとめ
完全室内飼いのネコは長くて15年~20年くらい生きますが、
さまざまな要因によってその寿命は短くなります。
ネコの室内飼いが推奨されるのは
交通事故に遭ったり、
心ない人間に虐待されたり、
病気をうつされたり、
デメリットの方がとっても多いから。
しかし、ネコの性格(=自由でいたい)によっては
自分の思うように行動しないと気が済まないようにできている子もいます。
人間にとって理想的な飼い方の指標はありますが
すべてのネコに当てはまるはずもなく
(達観した言い方で甚だ申し訳ないのですが…)
ネコの生まれながらに持っている性格がネコの一生に大きく影響すると、
今回のキヨの不幸な事故死を通して
ノリコが痛感したことでありました。
あなたとあなたの飼っているネコさんたちが
お互いの生活を癒し合えることを心より願いながらこの記事を書きました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
