あまり長引くと騒音と取られかねない犬の吠え声
ご近所の手前、いつ苦情を言われるかヒヤヒヤもんです。
えっ?全然気にしてない?!
こんにちは!
ノリコ(@norikoanimal)です。
ご近所トラブル・ワースト5に入るのは「音」
愛犬が鳴いたり、吠えたりするのには
ちゃんと理由があったりするんです。
これを突き止めるのがわりとムズカシイんです。
あなたの愛犬が何を思って、何を訴えているのか
16年7か月、愛犬を大往生で看取ったノリコが
いろんな可能性を示します。
ここではご近所に気兼ねなく犬を飼うために ・知っておくこと ・実践すること をわかりやすく解説いたします。
知っておくこと:愛犬の年齢ごとの状態と気持ち

人が成長していくのと同様に
犬も成長段階でいろんなことを経験して、いろんなことを感じ訴えようとします。
あなたの愛犬が年齢によって訴える内容が変わってくるのも当然のことです。
ここでは愛犬の年齢ステージと状況ステージに分けて
愛犬の訴えに耳を傾けてみましょう!
年齢による
犬の一生を大まかに分けると次のようなステージがあって、「何で吠えるか」の理由も変化します。
| 子犬期 | 生後1~7か月 | 不安、寂しい、怖い | 夜泣き・おねだり・興奮 |
| 少年~青年期 | 生後7か月~3歳 | 不安、寂しい、怖い | 夜鳴き、おねだり、興奮吠え |
| 〃 ※2 | 〃 | 動きたい、走りたい 有り余る体力を 発散させたい 生理的欲求 | リバウンド吠え※1 ストレス吠え 警戒吠え |
| 壮年期 | 生後3歳~7歳 | 運動欲求 生理的な欲求によるもの | リバウンド吠え※1 ストレス吠え 警戒吠え |
| 初老期 | 生後7歳~10歳 | 体の違和感や痛みなど | 痛み吠え |
| 〃 | 〃 | 運動欲求 生理的な欲求 | リバウンド吠え※1 ストレス吠え 警戒吠え |
| 老年期 | 生後10歳~ | 認知障害による 夜鳴きや遠吠え | 認知障害吠え |
| 〃 | 〃 | 不安・寂しい・怖い | 夜泣き、おねだり、興奮 |
※2 少年期~壮年期は体力があり余っていて、発散したいがためにどうしても吠えやすくなります。
状況による
| 理由 | 種類 | 対処 |
| お腹がすいた! 散歩に行きたい! かまってほしい! 退屈だよ! | 要求吠え | ①完全無視:目を合わすことも話しかけることもしません。 愛犬が諦めてふて寝するまで、飼い主さんと愛犬の我慢比べです。 ※1 |
| 〃 | 〃 | ②気持ちをそらす:「お手」「おすわり」させてできたら誉める。 ⇨次第に、吠えることよりも言うことを聞く方が喜んでもらえる と思うようになる。 |
| 〃 | 〃 | ③先手を打つ:愛犬が吠える前に行動してあげる。 |
| 玄関のチャイムが鳴った なわばりを犯す 侵入者がやって来た! | 縄張り意識からくる吠え | 愛犬の大好きなベッドやハウスを設けておく。 インターフォンが鳴ったらその場所に行くように習慣づけてあげる。 ※2 |
| 飼い主が帰宅して嬉しい! 散歩に行ける!! | 興奮による 吠え | 一旦落ち着かせてあげる:帰宅時に喜んで吠えてもすぐに 可愛がらないなど、クールに対応することで落ち着く可能性も。 |
| 花火、雷、サイレン 何だか分からない大きな音がコワイ! | 恐怖からくる吠え | ①愛犬の気持ちをそらす:「ハウス」「お手」など、他に出来ること をやらせれば、犬はそちらに気を取られて落ち着くことができます。 ※3 |
| 〃 | 〃 | ②特に「ハウス」は、いつもの安心できる場所に戻ることで 怖さや怒りを忘れてしまう犬もいます。 |
| 〃 | 〃 | ③撫でてあげる、抱きしめてあげる、声をかける:飼い主が犬と触れ合って安心させるのが一番です |
| 飼い主が留守 (分離不安) 寂しい、怖い・・・ | 不安による 吠え | ①少しずつ数秒ずつでも飼い主から離れることに慣れる訓練をする |
| 〃 | 〃 | ②飼い主がいない時は、ベッドやケージで過ごせるようしつけてあげるのも良い。 |
| 〃 | 〃 | ③その程度によっては受診も検討しましょう。 |
※2来客に吠えても、なだめるために抱き上げたり頭を撫でたりしてはいけません。
※3「うるさい!」などと叱ってしまうと余計に追い詰められ、さらに吠えてしまいます。
「うるさいっ!!」「静かにっ!!!」
とか、大声で叱っていませんか?
犬にとっては・・・「気が付いてくれ~」「分かってくれ~」とアピールしてるのに…
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「一生懸命訴えてるのに、ひとくくりに❝無駄吠え❞で片付けられちゃうなんて・・・。」
あなたの愛犬はショックを受けて
もっと吠え声を大きくしちゃうかもしれませんよ?!
実践すること
上の表でも対処の仕方が書いてありますが、
あくまで「対処法」です。
一番肝に命じておいていただきたいことは
飼い始めたその日からしつけを意識する ということです。
はじめが肝心!子育てと思ってしつけよう!
注意が必要です!
可愛い見かけに騙されちゃダメ!!

新しい環境にまだ慣れない子犬は、不安や寂しさから夜になると鳴くことがよくあります。
切ない鳴き声を聞いてしまうと
・ついつい様子を見に行ったり
・サークルから出してあげたくなります。
だけど、ちょっと待って下さい!
その「つい」が今後、迷惑吠えにつながるかもしれません。
まずは最初が肝心!
「鳴けば飼い主さんが来てくれる」と覚えさせないためにも、かまうのではなく落ち着いて寝られる環境を作ってあげましょう。
【子犬期】は、夜鳴き以外にも「甘え吠え」や「興奮吠え」などが
成長するにつれて頑固な吠えグセにつながりやすくなるため
しっかり対策しておきましょう。
【成長期~7歳ぐらいまで】は病気でもない限り、元気いっぱいです。
何にでも興味を抱き、思いっきり動きたくって走りたくってたまらない状態であることを知っておいて下さい。(人間の男の子を想像すると分かりやすいかもです。)
・散歩に行きたくて吠える前に飼い主さんの方から散歩に連れていく
・ご飯はあまり待たせず、できれば愛犬が「ご飯っ!」と鳴きだす前にあげてしまう
・かまってほしそうにしていたら、2~3分でもいいのでかまってあげる
かいぬしさんの早めの行動が愛犬を安心させ、落ち着いた日常へと誘うのです。
ちょっとしたことだけど、それNGです!

愛犬がわんわんと吠えるたびに、飼い主さんは犬をさすったり声を出したりして止めさせようとしますが、NG です。
そうすると、吠えれば飼い主さんからの注意を引ける!とまちがって覚えてしまいます。

小型犬の場合、来客に対して吠えたてる愛犬を思わず抱き上げるのはNG です。
①来客に吠える事を肯定してもらったと覚えてしまう
②味方を得たつもりになって更に勢いづいてしまう
机などを叩いて犬をびっくりさせることで吠えるのを止めさせるのは
一見、効果がありそうですが、これは「その場しのぎ」の方法です。
(それでも近所の手前、一時的にも鳴き声が止むのはありがたいですが・・・。)
ビックリさせられることにより瞬間的には吠えは止みますが、その後持続して吠えないようになることはないでしょう。
苦情が来たらまず謝罪

苦情が来ていると知ったら、できるだけ早く謝罪に行きましょう。
もちろん直接苦情が来た場合は、一通り相手の言い分を受け入れます。
そしてその場できちんと謝罪して、対策の一つや二つを考えていることを具体的に述べて安心してもらいましょう。
間違っても反論はイケマセン。
あなたの愛犬の吠え声によって相手がどんな迷惑を被っているか分かりません。
例えばの話・・・
ペットの鳴き声による騒音トラブルの賠償金は、5万円~30万円程度となっています。
特に多くの賠償金が必要となるのが、原告者の健康状態に影響を与えた場合です。
驚かして申し訳ありませんが
些細なことが大事に発展するかも知れません。
飼い主さんの素直な態度が状況悪化を防ぐポイントとなります!
飼い主のしつけの限界が見えたらプロに相談

しつけと称して
・愛犬に向かって大声で叱る
・大きな音を立てて脅す
という事をつい、やってしまいがちです。
ビックリさせられることにより、瞬間的にはやめるのですが、その後持続して吠えないようになるということは難しいでしょう。
一見、効果がありそうですが、これは「その場しのぎ」の方法です。
それでも近所の手前、一時的にも鳴き声が止むのはありがたいですが・・・。
とは言え・・・
飼い主さんがトレーニングで愛犬の無駄吠えをやめさせるのにも限界があります。
そんな時には、しつけの専門家であるドッグトレーナーに相談されるのも「手」です。

トレーナーさんは犬の習性や行動を知り尽くしたプロです。また、同じようなケースの対応経験もあり、適切なアドバイスがもらえます。
できれば、ご自宅に来て日ごろの飼育環境を見てもらいながらアドバイスを受けるのがよいでしょう。

まとめ
愛犬と一緒に暮らすあなたのご近所さんは、必ずしも犬が好きな方ばかりではありません。
ご近所トラブルにならないためにあなたの愛犬をしっかりしつけましょう!
こちらのサイトでご紹介しましたように
愛犬がなぜ吠えるのか?をひも解く材料として
「あー、どこかからメス犬のニオイがしてるのかもしれない。うちの犬は去勢してないからな・・」「随分なおばあちゃん犬だからちょっとボケてきたのかも・・」
など、年齢を考え合わせて理由を探ることができたら、早めに対応できるでしょう。
また、様々な状況から犬はびっくりしたり、怖がったり、警戒したり、威嚇して
鳴いたり、吠えたりします。
その時ついやってしまうNG行動(3つ)は、更に状況を悪化させる可能性があるので
くれぐれもご注意くださいね。
そして愛犬に対する苦情には、敏感に対応するようにしましょう。
繰り返しになりますが
犬の無駄吠えに対して
迅速に行えるような解決策はありません。
飼い始めから日頃の接し方を家族と話し合い、統一感を持ってしつけに臨むと
無駄吠えしない、とっても良い子(犬)に育ち上がります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

愛犬が高齢の域に達した時のための予備知識